老舗フィットネスクラブがコロナ閉店・東大阪市

老舗フィットネスクラブがコロナ閉店・東大阪市


八戸ノ里フィットネスクラブ

 フィットネスクラブを運営する八戸ノ里フィットネスクラブ(東大阪市御厨中)が、2020年5月30日(土)、閉店の告知を店のホームページで行った。

 26年間の歴史に幕を閉じた。
 悲しい。涙が出る。

 このクラブの閉店は、会員全員の運動の場が無くなることを意味する。

 私自身は、コレステロールが高いため、健康管理という意味で必須の施設であった。
 路上で運動することは、交通事故や熱中症という点で問題がある。


 閉店通知があった後、クラブを訪れてみた。

 玄関ホールには十数人のおばちゃん貴婦人達が長椅子に長時間座り込み、スタッフと名残を惜しんでいた。

 おばちゃん貴婦人達は、社交の場が無くなるという意味で残念な思いだろう。つまり、友達と会える機会が無くなるということだ。私としては、変なオッサンに出会う機会が無くなったということだが。

 このおばちゃん貴婦人達の長時間の座り込みは、閉店への反対運動を想起させた。でも、無力だ。


 八戸ノ里フィットネスクラブ様、いままで、どうも、ありがとう。
 あの無料のポカリスエットはとても旨かったです。

 ホームページの告知文の左上端に記載している「閉店のお知らせ!」の最後についている「!」マークが、今後何かをやらかしてくれそうで、せめてものハゲみになる。

なんでやねん!

 閉店の告知が行われた同日(5月30日)、東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」は、東大阪・花園ラグビー場にいた。

 ラグビーの選手とともに、体を起こした際に「なんでやねん!」と声を出す前屈を行ったそうである。


ほんまにっ!なんでやねん!( `ー´)ノ

 まあ、確かに、このキャラが八戸ノ里に出向いたとしても、行政職員としての力量は皆無である。きっと、みんなを、励ましたにちがいない。

 一般市民を対象にした民間運動施設は閉店に追い込まれる一方で、市役所のラグビー事業及びそれにぶら下がっている業者は安泰である。←ここ重要

 花園ラグビー場を含めた公共地域の運営を民間事業者に委託する件は、コロナ禍の最中でも着々と進んでいる。←ここ試験にでる

 花園ラグビー場等の委託の件は、今後の東大阪市議会での議決を経る必要があるため、そこでの議論がなされるかもしれない。←ここ注目

 でも、たぶん、何の議論もなされず、無修正で可決したりするのだろうね。←ここ残念